子供の英語学習におすすめのアプリ7選!気になる口コミも
2021年4月19日
いつでもどこでも使える携帯電話やタブレット用のアプリ。とても便利そうなのに、お子さまの英語学習のためにどれを使えばいいのかわからずに困っていませんか?
とりあえずダウンロードしたものの結局未使用のままだったりしませんか?
アプリを有効活用するなら、是非おさえておくべきポイントがあります。
この記事では以下のような点についてご紹介しています。
- アプリ学習のいいところ
- おすすめアプリ
- 効果的なアプリの使い方と注意点
この記事の目次
子供の英語学習にアプリがおすすめな理由
英語学習成功のカギは継続です。その視点からもアプリ利用がおすすめと言えます。
理由① 手軽さ
英語の上達に欠かせないキーワードは、頻度と継続です。
例えば週に1度3時間勉強するよりも、毎日30分ずつの方がよく、1年間よりも5年間の方が英語は上手になると言われています。
そうなると、英語学習には手軽に始められて隙間時間に使えるツールが適していそうですね。
また、アプリを使った学習はレッスンのように時間が決められていません。そのため好きな時に好きなだけ行えるので、例えば宿題が早く終わった時や、昼寝の後の機嫌がよい時間帯などに自由に学習を開始することができます。
理由② 視覚と聴覚
文字も音も知らない完全な入門者が教材を使って語学学習するのは難しく、導入のハードルは高くなりがちです。そのため入門者や年少者には、まずは感覚的に英語を体感することのできるアプリ使用がおすすめです。
また、英語の学習は進めれば進めるほど、勘違いが増えてきます。
文字の読み方や単語の意味など、学ぶものが増えてくると混同するようになるため、インパクトが大切になってきます。
色、音、キャラクターの表情など、些細なことが糸口となって、似た内容を混同せずに思い出せることも多いため、見て聞いて楽しめるアプリはおすすめです。
このインパクトは、音の出ないフラッシュカードには真似できません。
理由③ 操作性
パソコンと違ってアプリは基本的に操作が単純なので、子供たちが自ら操作することが可能です。
自分でボタンを押し、自分の聞きたい音を聞き、自分の見たいものを見ることができるため、ただ流れてくるものをぼんやり眺めているのとは違って内容が頭に入ってきやすい。それが定着率にも大きく関係してきます。
また、頻度を確保するためには子供一人に任せても勝手に学習を進めてくれる遊びの要素が不可欠です。
放置してしまってはいけませんが、付きっ切りで学習をみてあげるのは現実的ではありません。
アプリなら、時間が無い時にはとりあえず声をかけることで学習を促すことも可能です。また、お教室へ出かけて行くわけではないので用事が終わればすぐに駆けつけてあげることもできます。
継続できるか不安? うまく学習を進めるコツとは
アプリで学習できるとはいえ、子供がすぐに飽きてしまったり、理解できずにやめてしまったりするのでは? と思う保護者の方もいるでしょう。うまくアプリを活用するためには少し工夫が必要です。
使うタイミングや状況を決める
アプリを使う目的はただの娯楽ではなく学習です。
計画的に継続的に生活に取り入れるためには日々の生活スタイルを振り返り、どのタイミングでアプリを活用できるのかをまず検討してみるのが大切です。
スケジュールを守って続けてこそですから、無理の無い計画を立てましょう。
子供が楽しんでいるかを基準にする
スケジュールは完璧でもアプリそのものがあまり楽しくないなら、続けるのは難しいですよね。
キャラクターでも音でもゲームでもどんな要素でも構いませんが、子供がやっている様子や楽しんでいるかどうかで選んでみてはいかがでしょうか。
遊び要素と学習要素のバランス
勉強であることを認識する必要はあるものの、アプリを使うなら楽しく学べてこそ学習もはかどります。そのため、遊び過ぎているように見えても継続が第一であることを忘れずに、横から口を挟まずに暖かく見守りましょう。学んでいないように見えても実は何かを吸収しているということはよくあります。
子供の英語学習におすすめのアプリ7選!
いまはたくさんの英語学習アプリがありますよね。その中から、子供でも楽しく学べそうなアプリを紹介していきたいと思います。
日本語の解説があるアプリ
りすぴこ
語学学習系教材を専門的に扱う出版社のアルクが手掛ける未就学児向けアプリで、文字の読み方を学ぶことができるため英語初学者にもぴったりです。
基本的に記載されている文字は英語で、日本語の補助は部分的にあるのみです。
見たり聞いたりするだけではなく「声に出す」を積極的に応援するアプリなので、アクティブに使うことが可能です。また、タイムキーパー機能を使えば使い過ぎを防ぐこともできます。
ネット上ではあまり口コミはありませんが、詰め込み過ぎないシンプルな内容で使用時間を短く抑えられるのが魅力のようです。
Studycat
元々は世界中で英語を学習する幼児や小学生のためにと台湾で作られたアプリですが、多言語展開しているため日本語版があります。英語の上達には語彙の増強が最も効果的で、それをいかに楽しく実現するかを本気で考えて作られたアプリです。ホームページではアプリの効果的な使い方や英語学習のための提案などについての情報も掲載されています。
「毎日(兄弟で)取り合いしながら遊んでる!」という口コミ通り、楽しい仕掛けが組み込まれています。
ワオっち!イングリッシュスクール!
英語以外の漢字や算数なども展開しているワオっち!シリーズのうちの一つです。対象は2歳から10歳と幅広く、カルタや絵本を通して単語を学んだり、簡単な文法事項を確認できたりするコンテンツもあり、総合的な英語習得を目指します。
有料コンテンツもありますが無料公開のコンテンツは毎月変わるため楽しく遊び続けることができます。「簡単なタッチ操作と可愛いキャラクターで子どもも大喜びしていました」と口コミも好評です。
日本語の解説がないオールイングリッシュアプリ
マルボティック
アプリとブロックを組み合わせるユニークなスタイルが面白い、初学者の未就園児向けフランス製アプリです。文字や数字に無理なく親しむことが目的のアプリで、日々のお勉強の導入にピッタリです。
アプリは無料でダウンロードできますが、ブロックを購入する必要があり、ブロックは9500円~です。「自分から「遊びたい」って言って、ブロックを出してくるよ」という口コミから、ブロックはアプリを使うきっかけとして大いに役立っている様子がうかがえます。
Timmy’s Learning New Skills
テレビでおなじみの羊のTimmyが出すクイズに答えるアプリです。クイズに答えること自体は難しくありませんが、指示文が英語なのでまとまった量の英文を聞いて何をすべきかを考える必要があります。文章単位で英語に触れることができるため、単語や文字単位では飽きてしまった子供たちも楽しめます。
アプリは有料ですが、キャンペーンで無料になることもあります。日本語での口コミはほとんど見当たらないものの、本場志向のネイティブ向け教材を違和感なく活用できるのは小さい頃だけですから、試してみる値打ちは十分にあります。
Pinkfong ABCフォニックス
英語の文字の読み方を学ぶ時に本場アメリカでも使われているフォニックスという教授法があります。このアプリはそのフォニックに特化して作られていて、読み方を知らない全ての子供たち向けです。文字を読めれば、本を読んだりテキストを使った学習につなげたりしやすいため、本格的に学習を始めたいお子さまにおすすめです。なお、Pingfongという不思議な名前はメインキャラクターのサメの名前で、韓国語です。
「pinkfongとワークでフォニックス、(略)過ごしています」という口コミからもわかるように、実際日本では本格的に勉強を進めたいご家庭に愛用されているようです。
Khan Academy Kids
経済的な理由から十分な教育が受けられない青少年を対象にしたオンライン学習を後押しするカーンアカデミーのキッズコースです。運営は寄付で賄われているため完全無料で、塗り絵から読書まであらゆるアクティビティーを楽しむことができます。全てが英語なうえに教育的要素が高いので英語に十分に慣れてきた子供たちにおすすめです。
カーンアカデミーは日本でも社会人には周知されつつありますが子供版はまだまだ利用者が少なく口コミはありませんが、「新たな教材を買うこともままならないスラムの子供たち。学校が「カーンアカデミー」の動画を導入すると、子供たちは成績が上がり始め、自発的に勉強する子も出てきました」という報道からもわかるように、大変教育的なアプリです。
(口コミは全てtwitterより)
注意!子供にアプリ学習をさせる前に知っておきたいこと
アプリは手軽に使えるからこそ、ついダラダラと続けてしまうこともあります。そのため保護者の方も注意が必要です。
任せきりは禁物
アプリは子供だけでも十分に使いこなせるため、ついつい任せきりになってしまうこともあるかもしれません。そうすると、例えば同じゲームばかりを繰り返していたり、文字を認識してほしいのに絵ばかり見ていたり、なんてことも起こってきます。
そういう時には「このアイコンは何ができるの?」と新しい機能について話を軽くふってみるなどの声かけが重要になります。また、親子で一緒に使う機会を設けることで英語の定着具合を確認することもできます。
目への配慮
アプリは楽しいのでついのめり込んでしまうこともあるかもしれません。そうすると、寝転がりながら、暗がりで、長時間にわたって、など好ましくない状態で使ってしまうことも出てきます。
目に悪いので、ゲームと同じように使いすぎてしまわないためのルール作りも必要です。
まとめ
アプリの特色はそれぞれですが、共通しているのは子供たちを飽きさせない工夫が施されている点です。対象年齢(未就学児か小学生か)、と対象レベル(初学者か、ある程度の読み方と単語を知っているか)、がアプリ選びの最も重要なポイントです。そうやって絞り込んだあとは、直感で選んで試してみるのがいいでしょう。「なんとなく好き」「なんとなく面白い」という感覚が子供たちの学習をつなぎます。