ライフイズテック社がPythonコースを新設予定 高校の情報単元をカバー
2020年10月23日
ライフイズテック株式会社は、2022年から実施される学習指導要領の改訂に伴い、高等学校「情報」の授業向けにオンライン学習教材「ライフイズテック レッスン Pythonコース」を新たに開発することを発表した。
高等学校新指導要領改訂の移行期間として国が定める2021年度に向け、同年4月からの提供開始を予定している。
ライフイズテックは、中学生・高校生向け IT・プログラミング教育サービス「Life is Tech ! (ライフイズテック)」を運営。2010年より現在まで、のべ52,000人以上の中高生が参加し、iPhoneアプリ開発やデザイン・映像制作など多様なIT技術を学んでいる。
「ライフイズテック レッスン Pythonコース」は、さまざまな分野でAI技術の実用化が進む時代に必要とされる、情報技術を活用しながら問題の発見・解決に向けて探究する人材の育成を目指した高校情報科向けのAIプログラミング教材。
高校のプログラミング必修化で新設される「情報」の授業に取り入れることで、「情報Ⅰ」の全単元をカバーし、さらにAIを使った課題解決の学習まで段階的に学習を進めることができるという。
なお、「情報」の科目は2025年から「大学入学共通テスト」に新設が検討されている。
教材の主な特長
高校プログラミング必修化に対応。プログラミングをはじめ、ネットワーク、データの扱い方が学べる
全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワーク(情報セキュリティを含む)や、Pythonを使ったデータの扱い方の基礎等について学習できる、高校の新指導要領「情報Ⅰ」の必修化に対応した教材。新たに新設される「情報Ⅰ」の全単元に加え、AIを使った課題解決の学習により、情報技術を活用しながら問題の発見・解決に向けて探究する人材の育成を目指し段階的に学習を進めることができる。
アマゾン ウェブ サービスの画像・ビデオ分析サービス Amazon Rekognitionを採用
卒業アルバムでの人物検索や製品の外観検査などで用いられるアマゾン ウェブ サービス(以下 AWS)の画像・ビデオ分析サービスAmazon Rekognitionを採用。生徒は、身近なサービスで用いられる高度なAI技術を使い、身近な課題をデジタル技術によって解決していく面白さを体感することができる。
先生向け授業支援ツールも充実、一人ひとりの理解度に合わせた個別提供
授業の指導案、補助教材、小テスト、評価指標、生徒の進捗管理画面などの先生向けの授業支援ツールも充実。また、一人ひとりの理解度・特性に対して最適化された学びを個別に提供することができ、情報技術への知識やプログラミング経験の少ない先生でも授業にスムーズに取り入れることができる。授業準備の手間がかからない、導入環境や設定もシンプルなブラウザベースのオンライン教材となっている。
学校の先生・学校設置者向けに教材を紹介する説明会をオンラインで実施される。説明会では、Amazon Rekognitionを提供するアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社によるテクノロジー・AI活用を学ぶ意義についての対談も予定されているとのこと。
▼「ライフイズテック レッスン Pythonコース」説明会概要
- 開催日時:2020年11月7日(土) 15:00〜16:30(事前申し込み必須)
- 開催場所:YouTube Live(URLは申し込み後お知らせ)